秋の中を彷徨しています。
ここ蓼科、原村辺りは黄葉に包まれていて、
カラマツやカンバにグラデーションしたツタウルシがツイストしてます。
怒涛のカタカナにしてみた。
このように道路のあちこちからトレイルが
派生または横切っています。
落ち葉絨毯をサクサク踏みしめて歩きたくなる。
秋のバックパッキングは暫くやっていないなぁ。
ウズウズしてきます。
道路も本当に綺麗。
下草はだいぶ違いますが、先日の北の国を思い出します。
----------------
時々開けた所があったりして。
遠景は鉢盛山かなぁ。なんだろう。
ここでゆったりほのぼのとした時間を過ごします。
そして次の目的地へ。
-----
御射鹿池へ。
ご存知、東山魁夷の「緑響く」のモティーフになった場所です。
もっと山深くあるかと思いきや・・・。
出会いは道路から唐突に出現。
行ってみると何を言っているのか分かるはず。
素晴らしいリフレクション。
早朝の色彩が薄い時間帯だともっと雰囲気あるだろうなぁ。
午後の空気が緩い時でもこんな綺麗なのだから。
水は透明度が高く冷え冷え(らしい)
そして驚くなかれ、天然に見えるここは農業用のため池なのです。
緑なのは酸性が大好きな苔が住み着いているので、
こんな色なのだとか。
黄葉燃ゆ
このイージーアクセス故、周りに人はたくさんおりますが
いい景色の前には皆良いやつ。皆仲間。
魁夷の世界を共有しています。
思えば八ヶ岳の登山口があるのでこのあたりは幾度も通っている。
しかし通る時間は夜が多い。
地図で尾根や谷を見れど、麓の観光や施設はほぼ無視です。
友人の提案があるまで全くのノーマークでした。
山とは総合的なものなので、これでは八ヶ岳を知っているとは言い難い。
今回、また新たに世界が開かれた思いです。
ススキを見ている時に目の前をアサギマダラが横切った。
逆光に透過する模様、高速で飛ぶ蝶の美しさに息を飲んだ。
本当に一瞬だった・・・。
カメラに残らない瞬間は網膜に残る。
御射鹿池は季節を変えて見たいな。
また来よう。
------
その後は細かくショップ巡りです。
まだオープンしたばかりで美濃戸近くで便利。
長野県諏訪郡原村上里17980
TEL0266-78-3888。10:00~18:00
水曜定休
めちゃくちゃ良いお店でしたが、一つ気になる所が。
外にあるピッケルが雨ざらしで朽ちていくのが実に口惜しい・・・。
ディスプレイなのだが、やはり気になってしまうのは好き者ゆえ。
次回あったらお話してみよう。
-----
お次は今回のメインと言って良いお店へ。
都内某所で知り合ったのですが、お店を持っているということで
「じゃあ行ってしまおう」と今回の旅が計画された。
お店というかカフェというかキャンプ場というか。
別荘地に移住する人はデフォルトでバイタリティが高い。
あれこれ多角的に活動している気がする。
ここの人も北欧と日本の往復。
冬は営業していませんが、事前お問い合わせで開くかも。
北欧と言うことは扱っている物は北欧の物。
友人は幾つか買っていて、自分も買った。
ただ、大部分はSDGsということで貰った(これについては後に記事にするかも)
お店の方は本当にいい人なのです。
とりあえず、探していた形状の物が見つかって満足。
庭にとても置きたかったブツなのです。
ここはまた来るな。
-----
さあ、何やかんやで日がすっかり傾いて・・・。
いや、沈みかけていた。
燃えるような夕焼けなので見晴らしのいい所で
ちょっと記念撮影。
思えば一日中穏やかな天気でした。
今日はお揃いになってしまった。シマシマ。
ピッチもカラーもかなり近いシマシマ。
kkaiと出掛ける時はあれほど注意しろと言ったのに・・・。
気のせいか、いつも助手席なのに今回は座ることは無かった。
だってシマシマが前二人だと脱獄しているみたいじゃないか。
意識してか無意識か、良い判断だと思う。
(シマシマ~!!)
さあ、この記事で終わりかと思いましたが、
予想外のボリュームであったので、まだ続く。
最後に良きお店との出会いがあったのです。
続きます。