人気ブログランキング |

Sauntering  古錆日記・気に入った物、コトをつらつらと。

Nishi-Tan おかわり その3


Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_19184819.jpg

Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_19185095.jpg


いつものように下るのは早いです。
ここは東海自然歩道の一つ、用木沢。




そして・・・多分物心ついてから初めて「渓流」という概念を知った場所。
この沢沿いに初めて来たのは小学生で、家族で初めてキャンプをした思い出の地なのです。




家族で来なくなってからも、キャンプや渓流釣り、ピクニック、焚き火と青春の全てが詰まった場所。


そういえば過去に記事にした拾ったランタンの事。この場所で見つけました。


そんな事はほんの一部。




沢登りの事初めだったのもこの場所です。

ザイルの練習、ハーケンを打ち込んで懸垂の練習をした岩も流されたのか、今は無い。




Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_19185360.jpg





あの淵にいつも潜っていた。




思い出されるのは天然のヤマメの姿、川底に石を抱いて潜り、水の中から見上げた空の美しさ。


遥か上を、ヤマメの稚魚がキラキラ光りながら通り過ぎた景色は今なお忘れない。


薄いエメラルドブルーに包まれて、ゆっくり昇る真っ白な気泡、青くて白い空の明るさ、その周りに額縁のようにまあるく見える緑。
圧倒的な色彩に包まれる感覚は、今で言うハイビジョンなんてスカスカに思える。
そこには無限ピクセルの景色が広がっていました。


本当に夢のようで素晴らしい世界があるのだと知った。



強烈な冷たさに長くは潜れませんでしたが、潜った時の水の香り(分かるかな)は独特でした。




岩魚を一度だけ見た事とか、カジカを食べた事、カモシカにバッタリ出会った事など昨日の出来事のように思い出せます。








しかし・・。


あれほどの深淵を擁していた流れも、年々崩壊する土砂に埋まり始めています。




Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_19185504.jpg




台風や大水が出る度、少しずつ河床が上がっていく。




初めて来てから30年以上も経つのだな。。




Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_19185768.jpg


このカーブの先にいつもカモシカがいた。
右の灌木帯というか岩場が獣道。
いつもそこへ逃げていった。




若き頃、ここで良くパンツ一丁で焚き火をしていたことも(笑



どうって事のない普通の渓流の眺めですが、人生観を変えた大事な場所なのです。



Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_19193135.jpg



この淵には30センチを超える天然ヤマメが居たとは信じられない。




あれだけいたカジカも居なくなった。




Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_19193350.jpg



何度も通った橋も、台風の大水で崩壊寸前。
自然に還るからいい側面もありますが、思い出も崩壊するようで寂しい。







でも、流れは変わらずいつでも来ることができます。この辺りは日帰りでものんびり来ることが出来る距離。


またセンチメンタルな気持ちになったら焚き火をしにこよう。





----------------




Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_19193981.jpg



登山口まで戻ってきました。
1人の時とは違って、明るく楽しい山旅でした。




Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_19194082.jpg


Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_00161758.jpg

Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_00162088.jpg

Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_00162362.jpg

Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_00162568.jpg

Nishi-Tan おかわり その3_b0223512_00162886.jpg




また行きましょー!








おしまい。

タグ:
トラックバックURL : https://furusabi.exblog.jp/tb/29967797
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by f15eagle_coco at 2020-03-19 08:26
Kkai君が水の中から見上げた溢れる色彩、光の煌き…水の匂い。
まるで自分の記憶のように、ありありと思い描けた。
なんでだろ。
渓流なんか滅多に行くことないのに。
ましてや淵に潜ったことなんて一度も無いのに。
子供の頃、アオサ採りに潜った海の記憶かな。
いやぁ、ありゃあ相当 磯臭かったぞ 笑

海も川も山も、
何万年も前からそのままの形で「ある」ものだと思っていたけど
違うのね…
ほんの30年でそんなに変わってしまうものなんだね。
そして変わったことに気付けるほど、
kkai君はそこをよく見て、よく知っていたのね。
きっとね、山や沢が微笑んでいると思うわ。
Commented by f15eagle_coco at 2020-03-19 08:28
イヤマテヨ( ̄_ ̄@)。oO(アオサ採るのに潜りはしないな…)

ああもう自然からどんどん離れて生きてるわぁ
Commented by marucox0326 at 2020-03-19 09:57
こんにちわ。

こんなむき出しの自然の中に一人で身を置くと、kkaiさんのように
実際に来たことがなくても、幼い頃の自分に還る気がしました。
苔むした岩、朽ちた木の洞、川の流れ、水が岩にぶつかって砕け散るしぶきさえ
何かにひっぱっれるようにずっと遠い昔のちっちゃい自分にね。

でも今回は二人旅・・・・大豆由来のおかずがかぶっておりますが^^;
こういうの大好き。辛子ダメなのね
Commented at 2020-03-19 10:02
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kkai0318 at 2020-03-21 15:39
ココさん

こんにちは〜。
多分、記憶のどこかにそういった体験が残っているんだと思います。
海でも川でも潜ったらそんな景色が広がっていて…。
自分は小さい時にそんな景色を見たのですから、それらを追いかけてしまいます。追憶はかなり美化補正されるので、超えることがなかなかできないでいます(笑

30年・・移り変わりが激しくて驚いています。台風や大水の度にどんどん変化しているのかもしれません…。でも新しい発見があったりして、変化はそこまで嫌いではないのかも…。
Commented by kkai0318 at 2020-03-21 15:41
ココさん

アオサを採りながら潜ったのかもしれませんね(笑 河口とかにあるので、両方の記憶があるのかも…。磯の香りは自分も小さい時の記憶に持っています。
Commented by kkai0318 at 2020-03-21 15:48
marucox0326さん

こんにちは〜。
自分の原点の場所に来ると、似た景色でも否応無しに思い出されます。
自然の現象は生まれる前から変わらずあるので、触れた時に懐かしい気持ちになります。
ずっと綺麗な水を追い求めているので、そんな所にばかり足が向きますね。

あ!今回は3人旅です。
いっちーとはたぼです(笑
納豆定食が異常に食べたかったのです。最高でした!
そう、辛子がダメなんです(笑
ツンと来るじゃないですか(笑
Commented by kkai0318 at 2020-03-21 15:52
鍵コメさん(rさん)

こんにちは〜。
ありがとうございます!
お元気ですか??

そうなんです。いま大移動の真っ最中なんです。なかなか落ち着かずバタついた毎日なんです。次の所ではどんなチャレンジが出来るか分かりませんが、生活のクオリティを頑張りたいので、覚える事が沢山でしょうねー。

カメラを送ってしまったのが痛恨の出来事…
落ち着いたらアップします〜。
名前
URL
削除用パスワード
by kkai0318 | 2020-03-19 00:36 | | Trackback | Comments(8)