-----------------------------
曇り時々雨。
林道歩きは続きます。
なかなか進みませんが、山登りと同じで、ゆっくりと・・・。
さて、実質登山道の入り口となる小屋へ到着。
ちょっと一息。
(これらが魅力的に映るのは帰り・・・よく分かっている)
ここより更に苔が多くなります。
雨なので、活き活きとした緑。
八ヶ岳の魅力の一つ。
この道は、八ヶ岳を目指す登山者からは"退屈な道"とか言われていますが
見る目があれば、全く退屈なんてしません。
岩の山頂だけが山ではないのです。
時にアクロバティックな菌類も・・・。
枝のように木に生えている。
まさに木の子。
森を見ずして山を語れるか。
賑やかでしょ?
川沿いを休憩しながら。
上に登るにつれて、雨が大きくなってきました。
でも、この中を歩くのもいい。
キャンプ地も近いので・・・(笑
それぞれのペースでゆっくりと歩きます。
自分も心に残ったものを撮りながら、のんびりと。
ここを抜けたらキャンプ地。
赤岳鉱泉です。
降っているので、すぐにテントを張ります。
すぐに軽食を。
今回の調理器具の全て。
アルミとチタンの連合軍。
古いけど軽くて使いやすい。
定着型のキャンプではこれで十分。
---------
雨がさらに降ってきたので・・・。
テントに戻って、それぞれの時間を過ごします。
自分は読書です。
本棚からランダムに持ってきました。
文庫コーナーで記憶に無かった本を。
記憶になかったのはお堅い文章だったので、いつも眠くなり読破していなかった為・・・。
古い本ですが、数頁めくったら夢の中。
睡眠導入にはテキメンです。
雨音も手伝い、良く眠れました。
雨がテントを叩く音って、何だか落ち着くんです。
Zzzzz.......
---------------------------
起きると明るくなっていて、雨が上がっていました。
「ちょっと展望台に上がってみない?」
ゆるゆるしたお誘いは魅力です。
写真に解説は野暮だと思いますが・・・・今回の山旅で最もいい写真と思っている一枚。
「晴れてよかったな・・・さあ行こうぜ・・・」感が出ていて、とても気に入っています。
柔らかな日差しの中、それぞれの個性がよく出ている気がする。
天気になって皆んなウキウキしています。
-------------
あれほど降っていた雨がすっかり止み、青空も見えてきた。
小尾根を登ると中腹から展望が見えます。
大同心と呼ばれる異形の岩峰です。
雲の掛かりが素晴らしい。
見えない部分があるから、巨大に見えます。
冬ばかり見てきましたが、初秋の姿も良いなぁ・・・。
黄色くなりかけています。
紅葉の始まり。
ささ、更に登って展望台へ。
続きます。