キャンプを撤収して、集合地に到着。
この時のワクワクは言語に表現しづらい。
続々と集合場所に集まってきた。
大体の人が初めましてということですが、事前の連絡を取っていたので
何となく、薄々、誰が誰だか分かる。
自分も含めて遠慮がちですが、急いで仲良くしようとかがありません。
でも好きなものは一緒。
同じ趣味を持つと、気持ちはとても楽なのです。
一旦全員集合して、今回の催しの始まりを・・・・ん?
「おい・・・あれ・・」
その視線の先には・・・。
ここのオーナーが出艇しやすいように、船留めにスペースを作ってくれています。
停泊していた大型船(カヌーに比べ)を移動させている。
ど、動力はパドルです。
「動くもんだな・・・」
「だな・・」
「ヤバいっしょ・・・」
「やばいな・・・」
パドルがこんなに撓っているのを初めて見た・・・。
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今回、初めて船を浮かべる方が4人います。
ちゃんと進水式も催されるのです。
安全を祈って。
水の事は命に関わる事なので、厳かに執り行われます。
でも心中は・・・。
「たくさん釣れますように・・・」だな(笑
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いよいよカヌーに乗り込みます。
今回の道具立ては・・・。
グラス竿のみで。
リールは古くはないですが、新しくもない。
フライはネズミとカエルを中心に。
もし流れがあるところだったら・・・とアンカーも念の為に装備。
実際には流れもなく深かったので届かず・・・意味を為さなかった。
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本日風もなく波もなく穏やか。
釣日和です。
いつもと違うのは周辺の風景と、前に熱烈な釣り好きが乗っていること。
湖面に張り出した木々の中を漕いでいきます。
トンネルのようで、緑が本当に綺麗。
その中を音もなく、スーッと動き回れる。
こんな時、カヌーの良さを再認識します。
釣り始め、それぞれが思い思いの場所へ漕ぎ出しています。
まるで「湖上、誰が家の遊冶郎ぞ/三々五々新緑に映ず」といったところか。
時々すれ違い、釣れているか釣れてないか声を掛け合います。
首を横に振るパターンが殆どですが・・・。
湖上で誰に会っても、全員仲間というのはなんだか楽しく安心。
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遠くから汽笛の音が聴こえる。
あ、そろそろ例の時間だ。
湖畔の向こうをSLが走り抜ける。
遠くにいても迫力あります。
釣りしながら遠くにSLを見る。
今更ながら、非日常過ぎる光景です。
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魚の反応が全く無いので、ちょっとトリッキーな場所に入っていきます。
静かな川の流れ込み。
なるほど。
ここはどこだ。
両側より緑が迫ってきている。
ちょっと島みたいなのもあって・・・。
凄い場所です。
誰も来てなさそうなので、良く釣れそうでしたが・・・。
アタリすらなく、引き返した。
※ランチの時に、ここに入ったかと聞くと殆どの人が入ったらしい(笑
入った時、ここは誰も来てないだろうな、と思った自分が馬鹿でした。
釣り人のパッションとスケベさを甘く見ていた。
今回同船したのはMさん。
初めてという割には操船が上手いので、結構任せてしまった。
ずっと釣りの話をしてて、かなり楽しかった。
そして、際どい所に的確にキャストしていく。
ちゃんとやっている人は凄いんだな、改めて自分の雑さを思う。
根岸公園でのキャス練、再開しよう・・・(笑
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いつの間にか時間は経って、ランチタイムの集合時間に。
いそいそと釣りながら戻ります。
そこに展開されてたのは・・・・。
軽いサンドイッチとかかと思っていたのに・・・。
ガチじゃないですか・・・。
これがまた美味しくて、結構食べてしまった。
コロッケに至ってはいくつ食べたか・・・。
また肥ってしまうな。
コーシーも美味かった・・・。
焙煎からやったもの。
全ての料理にこだわりと、楽しく過ごして欲しいという気持ちが入っていて
大満足でした。
さてさて、続きます。