Sauntering  古錆日記・気に入った物、コトをつらつらと。

Lace,Thread of Comfort(ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展)追記あり。




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苗床を作り終えた後、横浜そごうへ。





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自分の興味としてはやや異色ですが、レース展へ行ってきました。




正直な所・・友人のおかげで凄いな、とは思いつつも
食指の動かないカテゴリでした。

でも「門前の小僧習わぬ経を読む」では無いですが、
いい物と、そうでもない位は何となく分かるようになってきました。




で、タイミングよく世界最高峰のアンティークレースが見られるということで、行ってみた。





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しかし、しかしですよ・・・・。






結局は2時間も夢中で見てしまった。





「糸の宝石」と形容される、アンティークレース。
作り方とか、背景など全く知りませんでしたが、
その素晴らしさに心から圧倒されました。



特に今回のは、王侯貴族や歴史的人物が身につけていたと言う物。
これ以上無いという最高の技術の粋を集めた逸品揃い。





こんな世界があったなんて知らなかったぜ・・・。
やばいな・・・(と何度もつぶやいた)




極細の糸を使い、ドコをどうやったらソウなるのか・・・。
眼の前にある凝縮された美に、ちょっと混乱すら覚えました。







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(ごく一部だけ写真を撮れた)




物によっては1センチ=3ヶ月という狂気の世界。



もしかすると・・・数人の人生を使い切ってなお、完成しなかった物もあるのかもしれない。
しかも、名が残るわけではない。




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このドレスなんかは数々の人の合作なのか・・・。作品の時間軸が違いすぎる。
一つ一つのレースに、濃密で膨大な時間が閉じ込められています。




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入館して最初辺りのレースが特に凄かった。
あの細かさを見て、ちょっと立ち眩みを起こしました。





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アーツ・アンド・クラフツの名前が出てきたり、
良く知っている歴史上の人物が出てきたり。



富と権力の象徴とされていたレースは、数々の無名の職人の血の結晶・・・。
その美しさの裏側にある傲慢と徹底した狂気。
迫力が過ぎる故、笑いが奪われてしまった。



日本の権力者の誇示の仕方なんて・・可愛いもんだと思ってしまった。





「王侯貴族も自分で作ったら良いじゃないか・・苦労が分かるだろうし」
なんて思ったのは庶民感覚なのか(笑






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とても小さな物もありましたが、どれも凝視すると凄まじい。
小さいものだからこそ凝縮される、かも。




今回のは王侯貴族の物、最高峰と言われるイタリア、ベルギーが殆どでしたので、
その他の国ではどんなレースがあったのかも気になる所。



更には、祖母が娘に編んだ物とか
微笑ましさを感じる素朴なレースも見てみたい。




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出た後、クタクタになりました・・・。


でも、眼福の気持ちと興奮が混じったやつです。
女性が熱狂的になる気持ちがちょっと理解できました。





「ホンモノ」に触れるということはとても大事。
これから更にレースの良し悪しが分かるようになったな。


たぶん。







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来場している人はアパレルだろうなという方、男性もチラホラいました。



最初はお喋りに興じていた方も、段々無言になっていったのが印象的。
それほど圧倒的でした。





こうした機会があったら、どんどん行ってみることにしよう。









おしまい。



※5/15追記
5/18~6/3まで京都で同イベントが行われます。


老若男女問わず、人の作り出した物が好きであれば
実際に見ると、この記事の1000倍感動すると思います(笑
是非!





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by kkai0318 | 2018-05-15 01:17 | 近場のお出掛け、イベント等 | Trackback