2017年 04月 20日
Nasu 2
もうすぐ稜線。
向こう側が見える時の高揚感は、規模を問わず楽しいもの。
鞍部辺りで道が分岐しています。
こちらの方たちは足並みが揃っている。
那須岳(茶臼岳)方面へ行くようです。
自分はこの小屋から右の稜線を行く。
ここから人が極端に少なくなります。
行きはこのトラバースをせず、剣ヶ峰経由。
ガレ場の急登です。
直下に登山道があるので、落石させないように猫のように登る。
下を見ると、先程の小屋が小さく。
稜線の向こう側が見えます。
まだまだ雪山です。
会津の山々が見渡せます。
気持ち良い!
もうちょっと早起きすれば、クリアに見えたかも・・。
下には先日雪崩で多くの命を奪ったスキー場があります。
ご冥福を祈ってお地蔵さんに手を合わせます。
あの事後対応で栃木の山好きが減るだろうな・・・。
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剣ヶ峰の端まで来ると目の前には朝日岳がドンと。
岩峰はやはり格好いい。
ここの下りはちょっと微妙なので慎重に。
右に行くとスパッと切れ落ちているので、ここでも落石を起こさないよう。
ちょっとルートを間違えたようですが
ゆっくり降ります。
登るより下るほうが難しい。
なかなか急で険しかった。
さあ、安全な登山道へ復帰します。
どこを登ってもいい感じ。
風が強いので、雪が吹き飛ばされています。
時々息をつくような風で体がズレる。
この稜線は風の名所です。
この景色を見ながらのんびり岩稜を歩きます。
振り返ると通ってきた道がまるわかり。
しかし何度来ても気持ちいい稜線です。
ココらへんから雪が増えてきます。
ここまではアイゼンを付けずに大丈夫。
雪が緩んでいるのでこの先も大丈夫と予想・・・。
でも念には念を入れ、ピッケルを携えます。
この後は、諸々と寝坊助の影響が出てきます。
ちょっと急いで歩いたので、清水平まで1時間半。
この時はあんな事になるとは思いもよらず・・・。
続きます。
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