2014年 01月 27日
Yam digging
里山へ。
今日は古来より民間に伝わる伝承の通り・・。
「土に埋もれし旨き棒」
の探索です。
地勢を見、木々に絡まるヒントを元に動物達や山人との競い合い。
時期を逃すと"すってんてん"になります。
藪を掻き分け、いばらに体を痛めつけられながら探します。
低木の多い、荒れた土地にある場合が多い。
そう、タイトルでも分かる通り、自然薯を求めて。
(Japanese yam=自然薯)
木々に絡まる枯れた葉状の物が重大なヒント。
陽に照らされると、キラキラ光ります。
最近、やっと見分けがつくようになってきました。
あるある。
ここが有望そう。
早速掘り続けます。(泥だらけの手でカメラを持つことが難しいので、写真が少ない)
これで穴の深さは130センチ程。
芋の横を掘り進め、最後に壁から剥がす、といったイメージです。
彼らの根が入るのは硬めの粘土質。やってみると分かりますが、引き抜く事は到底出来ません。
深く、慎重に掘り進めます。
夢中になって頭から穴に落ちて、窒息してしまう事故があります。
大きい芋だと夢中になる気持ち、分かりますね・・。
引き抜く時まで油断が出来ません。
ここで焦ると折れてしまいます。
でも僅かに焦ったので、一センチ折れた・・。
ちょっとでも隙を見せると、自然薯は逃げるように折れます。
地味ですが、競技性の高い収穫作業。
大胆でパワフルな掘りと、繊細な手先のケア(?)が同時に求められます。
アースカラーの服装だとズドンとやられてしまうおそれがあるので、人間らしい格好は必須。
これまた事故が多い。
この場合、洒落にならないので、オレンジ系は身につけた方がいいかもです。
「たぬきかと思った・・」なんて言われないように、体型維持も・・。
さて、終了します。
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この滋味の塊は、掘る手間を考えると市場に出ないのも納得です。
味は比類なき物、です。
山の恵み。
また来年だな。
おしまい。
自然薯ほんと根気いりますね 私今期ないのでいつも頂いて
食べる専門です
私も、一度やってみたいと思っているのですが、見つけるのが難しそうですね。
ナイフかっこいいですね〜ブログでは、初お目見えでしょうか?
マイカルタのグリップでヒルト付き、ブレードの形といいシースナイフだし
すごく使いやすそうですね〜 、どこのナイフでしょうか?
こんばんは~。
根気が要りますよ。でも、採れた時の嬉しさと、やっぱり味わいがいいですね。何度も行ってしまいます。
食べる専門、いいなぁ。(笑
山が柔らかいと掘りやすいですよ。一番キツイのは石がゴロゴロの所・・。
こんばんは~。
意外と土まみれなんです。顔とかに付くんですよ。
もしかしたら堀慣れた人はもっと楽な方法とか、器具を使っているかと思いますが、やっぱり根性と根気ですね。
繊細なくせに、しっかり根付いているのだから、難しい・・。
こんばんは~。
一度コツをつかむと、よく見えてきます。
地元の人に聞くのが一番かも・・・。
やっぱり現物をみて(蔓とか)だと覚えも早い気がします。
ナイフはですね伊早坂 秀一さんのナイフです。
ATS-34だった記憶が。。
減ってきたのでまた研がなくちゃです。
さすが目敏い(笑 よく気付いてくれました・・。
明日にでも、行こうか?と思っていたところです。
ATS-34の材質のナイフ、私も使っています! 魚を〆たり、、山で使います。
自然薯、どうやって食べていますか?
こんばんは~。
umisanjinさんなら間違いなく採ってると思いました。
今がいい時期ですもんね~。
タケノコの時期になるといつも羨ましく見ていました。
物凄い収穫ですよね(笑
ナイフはオピネルが一番出番が多いのですが、たまにはこれも。
ナイフを使っている方だと思っていました。
調理は短冊にして醤油。
あとは味のり刻んでかけたり、麺つゆもですかね。定番はすりおろすんですが、やっぱり歯応えを楽しみたいから短冊が多いですね。
初めて知りました。
そんな大変なご苦労をされて採られた自然薯、
格別なお味かと^^
遅ればせながら、リンク、ブログのお気に入りに頂戴いたします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします^^
えっ!?って。
だって父とおんなじなんですもの。
ひとりで出かけて行って、家に帰ってくると
薄の枯れた葉に大事そうにくるまれた自然薯をおもむろに取り出し、
折れなかったものについてはどんなに大変だったかを説明するんです。
自慢げに、うれしそうに。
そして「持って行け!うまいぞっ!」って。
kkaiさんの記事を読ませていただいていたらなんだか涙が出てきました。
好きなことしているときがいちばん幸せだったんだわ、と。
おしゃれなkkaiさんとは大違いだけれど、
鮎釣りと、まさかの自然薯掘りでダブってしまうところがありました。
ごめんなさいね。
でも思い出させていただけなつかしくうれしかったです。
ありがとうございます。
こんばんは~。
そうそう、ほのぼのとできれば一番いいんですけどね(笑
更に・・誰かが育てた作物ではないのと、早い者勝ちという側面もあって中々殺伐としている部分もあります・・・(笑
大きなものが掘り出せた時は格別です。
フウフウ言いながら持つ作物って無いですね。。
味は仰る通り、格別です。
リンクありがとうございます!
こちらこそ宜しくです~。
こんばんは~。
嬉しい追憶ですね。そんな思いになってくれるなんて嬉しいです。
折れずに採れた物は嬉しいんですよ。仰る通り、運ぶ時も大事に運ぶんです。
・・たぶん、お父様は採るのが楽しくて、採り終えたらそこで完結しちゃうんでしょうね。
そしてそれで家族が喜んでくれるのが何よりの幸せで・・。
だからこそ「持っていけ!・・」っていう気持ちが分かります。
そうそう、好きな時が幸せだったと思いますよ。
でも持って帰って驚いたり美味しく食べている家族の顔を見るのがもっと好きだったんだと思います。やっぱり誰かが喜んでくれるっていうのが無いと、張り合いがありませんから。
そこにお洒落さは要らないですよ(笑
こうしていい思い出が喚起されるって・・いいお父様なんですね。
こちらこそ嬉しく思います。
記事をアップした甲斐がありました。
ありがとうございます。