2013年 01月 31日
The New Complete Walker
本日久し振りに本屋へ。
定期的に本をチェックしています。
いつもは神保町なのですが、たまに新刊本。
登山本のコーナーへ一直線。
なんか見たことあるフォント・・。
!!!
「あっ!」と声をあげてしまいました。
なんとあの名著がついに文庫本で復刻していました。
”その手の人”が再版を願ってやまなかった伝説的な本。
この本は何かとサックリ言うと・・・。
「歩いて旅をするためにはどうしたらいいか」
という事が辞書一冊分位の厚みに詰まっています。
たったそれだけの事ですが、項目は多岐にわたります。
野外生活道具全般、食事、歩き方、果ては精神的な事、楽しみ方まで
網羅しています。
只のマニュアル本で無い所が、著者の経験、面白エピソード
失敗談などを随所に織り交ぜて説明をしています。
自分は文字列のページをめくるだけでもワクワクします。
見ると旅に出たくなるので、結構危険ですね。
誰かと一緒に準備をしているような感覚。
この人は流行とかより、その物が「使えるか」と言う事ばかりを考えているリアリストです。
良い物はいい、悪い物は悪いと至極当然のコメントばかり。
こういう文が一番面白いかもしれません。
さらに広い交友関係の中で信頼できる経験者の話を語ってくるので
多角的に物を見られます。
国と時代は違えど、非常に一考の価値があると思います。
・・・というか、どこをどうしたらここまで細かく、ねちっこく細部を説明出来るのかと感心してきます。
「食事」の項目を軽くピックアップしても
〇食事の概念
〇市場にどんな食べ物が存在しているのか
〇それらの見つけ方・考え方
〇朝ご飯
〇昼ご飯
〇夜ご飯(ディナーと呼ぶ)
〇それらの間の行動食
〇癒しのティータイム
〇緊急用食糧
〇水
〇調味料
〇それらの運び方、容器
〇それらの保存、調理、道具・・
と物凄い。
ユーモアと経験のある学者がバックパッキングを覚えて本にした的な。
いや、バックパッキングの学者というか。。(時々主観が混じる学者)
あまり語ってもネタバレなので、興味ある方は手にとってみるといいと思います。
翻訳した版(この画像とか文庫の本)は時代が少し前になるので、物の表現が当時のまま。
なのでそれらを現在の物に置き換えて購入したり、パッキングを考慮するといいでしょうね。
一つ一つのエピソードや道具が実に興味深く、今でも充分通用すると思います。
特に「なぜ歩くか?」といった事の精神的考察は、やはりピカイチの名著。
当時の文化的背景も混じっているので興味は尽きない。
登山や旅をしない方でも、自然が好きならすんなりと読めます。
本棚に置いて、項目を時々見るというだけでも充分楽しめます。
多くの方に読んでもらいたいものです。
※本日の記事の本は古い日本語版、上下巻が一緒になった物。デカい方です。
amazonでリンクしたのが文庫版、それでも厚みがモノスゴイです。
おもしろそうな本ですね。
読んでみたいな〜
毎日ちょっとずつとか〜寝る前にちょっとずつとか〜
>時代が少し前なので、物の表現が当時のまま〜
ひょっとして、すんなり表現が理解できる自分だったりして〜
時代が少し前から、山ガールでしたから(笑)
定期的にチェックしないとソワソワしちゃいます。
でも、興味がわいた物は買わないつもりで寄ったのに、買っちゃいますが・・・(笑)
私は、手芸本なんですが、今度本屋さんに寄ったら、山の本をのぞいて
みますね(*´艸`*)
ナイフが気になります竹なのかしら?
爪楊枝 鳥 可愛いです。写真の撮りかたも可愛い。
乗れ=快適がいった。 これに反応してしまった
ダイエットにも健康にも・・・ 歩け!ですね。
「あっ!」と声をあげてしまうかも。笑
(念のため、いつもチェックしてます。笑)
kkaiさんの、「あっ!」とか、「むむっ!」とか、
かなりツボですよ。笑
ものすごい厚さに後ずさりそうですが、ちょっと読んでみたいかも。
それなら何巻と分かれているより分厚い方が良いかも。
主観が多分に入った手引書というものは大好きです。
その人の考えに染まってしまうという危険はありますが(笑)。
お花が重くない日に買いますね。
こんばんは。
そうです、そんなスタンスで読むのに良いですよ~。
お堅くなく、実はユーモアがたくさん散りばめられているので、良いエッセンスだけを抽出するのもいいですね。
やはり山ガールでしたか!
懐かしい事ばかりかもしれませんよ~。
こんばんは。
おススメします!特にkucchanさんには!
いろいろ時代遅れな部分もありますが、精神的な部分では素晴らしい本です。と言いながらもギアも参考になるんですけどね。
人が物を背負って歩く、これは普遍ですね。
ちょっとぶ厚いですが面白いですよ~。
こんばんは。
そうですね、定期的に見ないと同じくソワソワします(笑
手芸、園芸、ガーデニングコーナーは一通り見ます。
古くからの名著が”新編”的に出てたりするので、キリがないという話も(笑
山の本も意外と面白いです。
でもその中でもこの濃さは類を見ません。
何か生活のヒントが転がっているかもですね。
こんばんは。
興味がそそられますよ。今更、という感じですが定番なのと、再版を記念してです。
隣のナイフ、両刃の切れ味のいいやつです。
自分にしたらミーハー過ぎですが頂き物です。
佐治さんのです。
こんばんは。
いろいろ見てますね(笑
和鉄ナイフです。巻いてあるのは藤蔓ですよ~。
水に落としても気にせず使えます。
爪楊枝、今でも時々見掛けます。
お箸屋さんとかにもしかしたらです。発祥は不明ですが、全国で見ましたね。(実際に行って見てる)
歩くのは体力、新陳代謝等に良いのは勿論そうですが
何より、精神衛生上凄く良い事ですよね~。
こんばんは。
物凄く好きな本で、それがバージョンアップしていたような気持ちで「あっ!」でした(笑
ベルサイユの愛蔵版とかあるんですね~。
というか、ハワイにブックオフがある事に驚きですよ・・。
これは多くの人に読まれるのが複雑な部分も無い事も無いのです。
文庫の癖に厚過ぎます(笑
上下に分けると大変だったんでしょうね。偏るから。
アメリカ的背景ですが、ドイツ的な面もありますね。
英国かも。。
こんばんは。
そうですね。分かれていないからランダムに開けますよね。
大きい本は辞書並みの厚さと大きさなので、通勤時読んでいた時は真面目に見えていたことでしょう。。頭の中は遊ぶことでいっぱいなのに(笑
主観が入っていると良いですよね。
確かに染まりますね~。ただこの人は細か過ぎますね(笑
疲れで細かい事忘れちゃいます。
こんばんは。
おお~。いいですね。じっくり読んでいる事だと思います。
お散歩でもそういったエッセンスを多分に含んでいると思います。
一冊で引っ掛かる事が一つでもあれば良い方ですよね。
hibikorekouji2さんの名前、
山道具屋の好日山荘の由来(徳富蘇峰)と同じなので、近しい物があると勝手に感じています(笑
こんばんは。
欲しくなっちゃいましたか(笑
何がキッカケになるか分からないので、興味あったら是非~。
きっと異世界に感じますが、一つ一つをショートエッセイとして読む事も出来る気がします。
お花重くない時って(笑
転んだりにはくれぐれも気を付けてくださいね~。
こんばんは。
いいえ、こちらこそ。そう言って頂くと嬉しいです。
なんか掛けられる言葉が少なくて申し訳ない位です。
いろいろ大事な事を見直すという事を教えて頂きました。
やはり自分だけでなく、人が必要なんですよね。
話せるようになったのって、ある程度整理が付いてきたからかもしれません。
そして、現在も話す(書く)事によって気持ちを整えているのだと思います。
本当に悩んでいたり、苦しい時って人に話も出来ないんです。
またご訪問しますね。
こんばんは。
面白いですよ。断言できます(笑
でも合う、合わないがあるので立ち読みしてからですね。
自分は探しに探しまわって(インターネットが殆ど無かったとき)
2か月掛けて探しました。
値段は・・・とんでもなかったですけどね(笑
当時見たなら、3冊位求めるかも。。