2011年 12月 01日
Grass
ダブルハンド。
その名の示す通り、湖用のRod。
湖岸から軽いルアーをキャストしていました。
本来ボートを使い、トローリング時に使うようです。
持っている中では一番の柔らかさ。
ハンドル下部、根元からグニャリと曲がるアクションは、低番手のフライラインでも行けるとかいけないとか。
感覚はフライで言うとこの#0のロッドです。それよりも柔いか。
キャスト時の跳ね返りが綺麗なループを乱しそう。
正しくはCOATACが作って、素材、デザイン、調子をHARDYが監修した物。
TSURUYA釣具で販売されていました。
不思議な事に、このグラスを使うと釣りが柔らかくなります。
決してカーボンを使ったときの様な釣りをしません。
静かに、静かにキャストします。
自然と結ぶルアーもトラッドで地味な色を選ぶ。
行動、慣習が道具によって左右されるのは魚では無く、釣り人かもしれません。
グラスにはグラスの、カーボンにはカーボンの、竹には竹の釣り方があります。
SAGEのロッドにクラシカルな格好は似合わないでしょう。
ずばり、
芦ノ湖の白浜で振りたいロッド。