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Sauntering  古錆日記・気に入った物、コトをつらつらと。

箱(英製)




フライボックス。

水生昆虫を始め、甲虫、幼虫と虫の名が付く物を模した
「フライフック」を収めて置く箱。


BOXなぞ何でもいいのですが、元来アルミの箱が好きなので、例に漏れず…。

Richard Wheatley。

箱(英製)_b0223512_231345100.jpg



「…繊細で金属と感じさせない造り…云々」とか良く紹介されていますが、
さすが英国製。使っている方なら分かりますが、意外と荒々しい。

その証拠に…。
箱(英製)_b0223512_2316585.jpg

本来なら裏に刻印されているのが表にも。自社ネームプリントの場所に掛ってるってのに、一切お構いなし。
製品上、日本では有り得ないですが、そんなとこが好き。

水に落としても、多少手荒い扱いをしても、中のフライは完全にプロテクト、
あなたの釣りを完璧なものへ。
…してくれません。びっしょりです。凹みます。傷つきます。
噛み合せも自分で調整しないといけません。


そんな箱ですが、シンプルの極みで現場で使い易い。
「現場で、」というのが大事です。

いつしかたくさん集まってきます。
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開いているのがアメリカのORVIS社とのコラボBOX。
コンパートメントになっていてインデックスもバッチリ。
形が崩れたら困るフライを入れます。



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これも英国モノですが、メーカー不明。相当古いものです。
とある人がたっぷり使用した後、譲ってもらいました。
1900年代初頭の物。形から推測するにホイットレーだと思うのですが。
自分の求める理想の雰囲気。


これらのモノを知る前は、アメリカのパーリンというのを使っていました。
それも安価ながらしっかりしたケースです。
絶版のくせに入手は簡単というモノ。



「フライはアルミの箱」

という概念は、友人の兄に刷り込まれ、ここに至るといったとこ。
もはやズブズブです。




箱(英製)_b0223512_2331928.jpg

フライ発祥国の、夢のある小箱。
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by kkai0318 | 2011-08-17 23:39 | フライフィッシング | Trackback | Comments(0)