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Sauntering  古錆日記・気に入った物、コトをつらつらと。

洋魚籠


秋に向けたフライ、道具整理をしています。


毎回川辺で、ショップを開くような荷物の多さ。
少しずつ装備の蒸留を図ります。

久し振りに出したので…。


クリール。

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今は魚を放すので、殆ど活躍の余地がありませんが
道具だけを入れるのも良いので手元に残してあります。

一つはアメリカのカベラス、もう一つはL.L.BEANの物。
どこのOEMだか不明です。

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素材は柳の枝を割って編んでいます。Split Willow Creel.

ヤナギは水辺に分布する植物。リバートラベラーにピッタリでしょう。
多くの用途がある木で、マッチ、挽き物、まな板、船の底板、果ては黒色火薬の原料となります。

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この隙間が風通しを良くし、魚の傷みを遅らせる。下に熊笹を敷いて使うのが定番です。
熊笹も菌の繁殖を遅らせます。

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奥地に行かない限り、再び魚の匂いを付ける事はないだろうな…。



野生の魚の存在の意義を考え
平穏で、釣りのできる環境がいつまで続くのかも考えてしまいます。
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by kkai0318 | 2011-08-16 22:47 | フライフィッシング | Trackback | Comments(0)