2011年 08月 16日
洋魚籠
秋に向けたフライ、道具整理をしています。
毎回川辺で、ショップを開くような荷物の多さ。
少しずつ装備の蒸留を図ります。
久し振りに出したので…。
クリール。
今は魚を放すので、殆ど活躍の余地がありませんが
道具だけを入れるのも良いので手元に残してあります。
一つはアメリカのカベラス、もう一つはL.L.BEANの物。
どこのOEMだか不明です。
素材は柳の枝を割って編んでいます。Split Willow Creel.
ヤナギは水辺に分布する植物。リバートラベラーにピッタリでしょう。
多くの用途がある木で、マッチ、挽き物、まな板、船の底板、果ては黒色火薬の原料となります。
この隙間が風通しを良くし、魚の傷みを遅らせる。下に熊笹を敷いて使うのが定番です。
熊笹も菌の繁殖を遅らせます。
奥地に行かない限り、再び魚の匂いを付ける事はないだろうな…。
野生の魚の存在の意義を考え
平穏で、釣りのできる環境がいつまで続くのかも考えてしまいます。