カブの調子が悪い。
ということで、パーツを持っているイッチの所へ行きます。
パーツを沢山持っていて、渋々を見せかけてササッとやってくれるのです。
いつもながら本当に感謝しています。
カブを直してもらったお礼で、コメダコーヒーへ。
ここでもメニュー写真と実物の乖離があった。驚きながらも食べ切ります。
大きすぎてビビったぜ・・・。
苦しいので腹ごなしにウロウロします。
いつも素晴らしいこの場所。
民具を見て眼福。
ソリッドな素材は人を豊かな気持ちにさせてくれます。
毎度の事ながら・・・。
家の近所というのが信じられない。
いい空気感です。
遠くに行った時、意識が追いつかないことがありますが、
近くでも意識が追いつかない事もあるのを最近知った。
旅とは遠近だけではなく、その個人の意識にあるのかも。
つまり、どこへ行っても意識ひとつで旅ができるということか。
・・・いや、そう考えてしまうと遠出をしなくなりそう・・・俗物の自分にはまだ早い。
空気の違いというのは確かにありますから・・。
この日は森から蔦を分けてもらいました。
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次の日。
天気が良いので、カブをクリーニングしました。
長く旅に出たりしていたので、あちこちの塗装が剥がれてきました。
タッチアップと言いながら、遠慮無しに塗っていく。
「ここをこうしてっと、あら付いちゃった、まあいいかここも塗りつぶそう。
ここもこうして・・あ、マズい。まあいっか」
終始そんな調子になってしまいます。
この許容範囲の広さと気軽さがカブらしいと言っても良いかもしれない。
ノーブルとは逆の位置に居続けてほしい。
最後にゴシゴシしたらカブメンテは終了です。
これに乗ってどこか遠くに行きたいなぁ。
でも今は庭もアツいんだよなぁ。
今の季節はどこでも空気がいいし、頭の中で旅に出るか・・・。
改めて見るととても小さいバイクです。
しかし、どれだけ広い世界を見せてくれたか・・・。
細かい所に浸透できて、車よりも自分の感覚を拡張し続けてくれます。
この小さな乗り物で見る世界はリアルで美しい。
乗っている姿はあまり格好良くないけれども。
心に嘘はない。
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庭はパープルだらけです。
紫蘭も長い沈黙から脱し、遂に咲きました。
そんなの・・・
根が回っているので植え替えを試みましたが、鉢から断固として抜けません。
何をしてもまるで石のようで・・どうなったらこうなるの。
花が終わったら鉢を割って植え替え予定です。
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薔薇も次々と開花しています。
香りは少ないですが、もうちょっと開くと微香がします。
これ、ミニバラではないな、もう。
そういえばミニバラの定義とは何ぞ。
気になって調べてみましたがミニバラとは・・。
「ロサ・キネンシス’ミニマ’」の交配系統がミニバラの定義らしい。
Rosachinensis'minima'、そう、読んで字のごとく中国原産の矮性品種です。
その後、品種改良の中で樹形や花の大きさは関係なくなっているようです。
成長過程で扱いやすい小型にしている場合もあるとか。
調べていくうちにハタと気付いた。それ、知ってどうする。
品種や商品的、学術的なことはどうでも良いか(←思考停止)
とりあえず名前はサンバ・コルダーナである。サンバさん。
愛い奴め。
折れて移植したのも、しっかり根づいて花を咲かせています。
日当たりが悪かったけど、咲くものだなぁ。
レンガのスキマに入れたセダムも枯れてない。
ちゃんと育っている感じがするが、どうだろう。
もうちょっと様子を見てみます。
おしまい。