前夜発で上高地入り。
道中雨で、期待通りです。
天気はフルで雨のマーク、天気図を見ても・・・。
しかし車中泊後、朝には雨は上がっていました。
今回、このザックのメンツで(いつものメンバー)
今回の装備は・・・テントに寝袋、ちょっとクライミング用品。
せっかく直したし、使い心地をお試し。
石突にゴムを嵌めたらパーフェクト。
いい感じに空が明るくなってきた・・・・。
このメンバーには強力な晴れ男がいる(誰だか分からないけど)
いつもワクワクするこの上高地入り。
でも夏よりも冬の方が期待感は大きい気がする。
でも黄葉がちらりと見えたらどうでも良くなる。
この感じ・・・連峰がドンと見えちゃうんじゃない!?
「・・・・・。」
そんなに甘くない。
でも、でも。
この周辺、ピークを過ぎたと思っていましたが黄葉の最盛期。
素晴らしい色・・・。
歩き始めます。
こちらは六百山。雲に隠れてる分だけ神秘的。
いつも見上げられるのは穂高連峰なので、その反対にあるこの山は殆ど気付かれない。
人が少ないので、なんという快適さ。
周辺の景色を見ながら。
こんな道をずっと歩きます。
春や冬とは全然違う色あい。
落葉で陽が当たるのもありますが、黄色の反射で明るく感じます。
雲が垂れ込めていて暗いはずなのですが・・・。
!!!
本当に光が射してきた。
一気に華やかになります。
光、すごい。
でもまだ安定ぜず。
徳澤園に到着。
小屋の人と話をしましたが・・・・。
ここの看板犬の甲斐犬「はなちゃん」ですがだいぶ弱ってきた様子。
もう一度会えるのか・・・もしかしたら最後になるかもしれない。
今は寮にいるようで、会えませんでした。
最初に会った時はあんなに元気だったのに・・・時間の経過を思い知らされます。
冬に雪原で走ってきた様子、
ゴロゴロじゃれあったのはとても良い思い出。
きっとファンも多く、はなちゃんにしたら多数いるイチ登山者ですが・・・。
あの時は広い雪原に生き物が2つだけ。
楽しかったな・・・。
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見た感じ寂寥感がありますが・・・・。
静かな黄葉、賑やかな紅葉と目を楽しませてくれます。
しみじみ良いなと。
枝振りや色、立ち方。
人々が工芸品やら絵やらに、この美を閉じ込めたくなる気持ちがなんだか分かる。
命の輪廻を表現しているような生き物の現象。
季節の中で、こんなにも無口が似合う季節はありません。
色んな事を巡らせてしまうのは秋だからだな。
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さて、横尾に到着です。
こうしたポイントで標高を修正します。
久し振りに持ち出した高度計。
これから登りに入るので、ちょっと休憩です。
続きます。