Sauntering  古錆日記・気に入った物、コトをつらつらと。

Cubb di Tohoku 2017 その10



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まだ地中に潜っています。



歩いていて、これが関東にあったら有名になるだろうな・・・なんて考えながら歩く。
これだけの規模をこうして歩けるってそうそうできません。
んで、各所要所にアナウンスが流れていて、さり気なく詳しくなります。
そして、演出もなかなかのもの。



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明滅する光ファイバー。


「そんなバカな・・・」と初見では思いましたが、なかなか良いものに思えてきた。



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坑内にはこうして小部屋があったりして飽きるということがない。
実際に使われていたものですが、ついこの前まで使っていたような雰囲気。



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火薬の類。




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このようにいきなり奉行所が現れてもびっくりしません。
すっかり慣れてきました。



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最初に脅かされたので、警戒していました。
なので、もう大丈夫。



そうそう、ずっと入った時から心に引っかかっていた事があり・・・。
ここの鉱山の名前を知っていました。

今、夢中で読んでいる本が西郷隆盛の本で、維新後「尾去沢鉱山」の事が出ていました。
井上肇の横領事件があったのを出口辺りで思い出しました。

時の明治政府要人が目を付けるほど、豊かな産出だったのでしょうか。









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ああっ!
突然と現れる出口。

ゴツゴツの岩盤ばかり見ていた目には未来の乗り物に見えます。
そのギャップにクラクラします。



んで・・・。




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エスカレーターをゆっくり上がっていきながら、
このスピーカーから唱歌(尾去沢にあった学校の校歌?もしくは村歌か鉱山の歌)が流れてきます。
去り際を見送られているようで、地味に感動してしまった・・・。


泣かせる演出をしやがります・・・。



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自分はここを出て違う場所に移動しますが
ここに心を繋ぎ止められている人は出られない。
今後もこうして鉱山と共に生きていく。


そんな思いを抱きました。




尾去沢って語感にもちょっと哀愁があります。



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明るい地上に出た。







バイクに乗り、ちょっと下ります。
行きに気になっていた場所へ。



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ここはさっき潜っていた所から1分程の所。
鉱山外観です。
行きに気になっていたのです。



松尾鉱山でも思ったのですが、残り具合が尋常じゃありません・・・。
産業遺産として、非常にフレッシュです。


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さっきまでここに関する場所を潜っていたのか。
コースは違えど、坑道はこの下まで間違いなく伸びているに違いない。




あ、人がいる。



ここは高台になっていて、下に回り込めるようです。
声を掛けて、入らせてもらいます。



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真下まで来ると、迫力が・・・・。
ゾクゾクいたします。。



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あちこちに運び出す用の貨物車が打ち捨てられています。
配置や雰囲気は当時のまま・・・。
屋外タイムカプセルのようです。


本当に何もしていないんだ・・・。


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ここは本当に凄い・・・。
もしかしたら坑道より凄いかも。


これまでに色々な廃墟を見てきたつもりですが
何も触ってない状態がここまで残っているって凄い。
コンクリートや鉄筋の状態から、あと何十年かしたら更に風化が進み、この貴重な景色は見られなくなるでしょう。
煙突は倒れ、コンクリの柱は倒れ潰される。




気になる人は急げと声を大にして言いたいです。



もちろん、建物に近付くのは命の危険があるので厳禁です。




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ここに佇む時間は長かった。
人の力は凄い。





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鉱山を出た後は、川沿いに峠を再び目指します。
川を覗きながら、魚がいないか・・・。


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いたら釣りしてしまいましたが・・・。
幸いにして魚影が無い。




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峠を越し、開けてきました。



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十和田湖です。



ここらへんで、一丁動画でも撮ってみようと思い
湖岸をトコトコ走ります。
濃い緑の湖畔は本当に気持ちのいい道です。


なぜ、写真が無いというと、動画に夢中になっている内に
湖を通り過ぎてしまったのです。
いつの間にか青森県にも入っていました・・・。


慣れない動画は・・・風の音ばかりで最悪な仕上がり・・。
独り言で解説をしたり、面白い事を言ったりしたのですが・・(笑
全て風に消されていました。

旅先で慣れないことをするとこうなる。




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さて、十和田湖からちょっと曲がって再び山に向かいます。




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ここ、奥入瀬渓流。





雨が降ってきたので、煙ってきた。

結構な降りでしたので、カメラも仕舞うのが多くて写真も少なめ。
人も多くて観光地の匂いがちょっとする。




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しかし・・・しかしです。
やはりこの渓谷は美しかった。




たっぷりと豊かな水が、しっとりとした森の中を疾走していく・・。
素晴らしいな。




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何度も深呼吸しました。




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微かに魚の香りもします。
が、今は忘れよう。




川沿いにずっと遊歩道が付けられています。
ゆっくり歩くと色々癒やされます。
誰もが歩きやすいです。



何よりびっくりしたのが・・・・。





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このアクセスの良さ(笑



ちょっとハンドルを切ると、川へ飛び込めます。

深山幽谷だと思っていたのでイメージと違った・・・。
でも、好きな車で走ったり、歩きが苦手な人も楽しめるから良いのかもしれません。




鉱山に続き「奥入瀬」って名前も良いなぁ。









さて・・・続きます。
















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Commented by river_kingfisher at 2017-09-05 20:36
あの光ファイバーは良かったですね〜。
最初はLEDかと思ったんですが、よく見たら違う!
きっと年代的にLEDが万能になる前の代物なんでしょう。でも、良い味出してて僕も何枚も写真撮りましたよ。

同じところに行った人のブログって、別の角度から追体験してて面白いですね。
Commented by kkai0318 at 2017-09-05 21:33
river_kingfisherさん

こんばんは~。
最初「なんでこんな・・・」って思ったのですが、雰囲気に良く合ってると思いました。
懐かしさもあり、初めて見た時の驚きが蘇ってきました。
点滅せずに点きっぱなしだともっと良かったりして(笑
きっと色々工夫している様子、好感が持てました。

ほんと同じところだと新鮮すぎます(笑
river_kingfisherさんは深くまで行っているので、面白いです。
Commented by leialoha-2007 at 2017-09-07 08:58
kkaiさん、おはようございます。

炭鉱跡って重厚感ありますよね。
産まれ故郷にも炭鉱がありましたが、随分昔に廃鉱になりそれとともに人口も減り過疎化しとります。

奥入瀬渓流は中学校の修学旅行で行きました。
渓流のふちを散策し、十和田湖で昼食を食べた記憶があります。
もう一度行ってみたい所です。
Commented by kkai0318 at 2017-09-07 21:53
leialoha-2007さん

こんばんは~。
そう!なぜだか分かりませんが、重厚感って言葉ピッタリです。
多くの人が居たからなんでしょうか。。
故郷に炭鉱があったんですね。最盛期からどれだけの過疎が進んだのでしょうか・・・。
そこで生まれ、育っている人はどんな思いで見ているのか、想像すると切なくなります。

中学校の修学旅行って良いですね。
自分は京都でした。今思えば自然の良さを体験させる修学旅行が良いなぁと思います。

行こうと願っていたら、もう一度行けますよ。
昔あった場所って再訪した時、何を思うか興味ありますよね。
Commented at 2017-09-10 07:37
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kkai0318 at 2017-09-11 21:06
鍵コメさん(hさん)

こんばんは~。
確かにそうだったのですが・・・回している時に結構面白い事を言った記憶が・・(笑
いや・・ずっと「ゴー!!!」って言っているんです・・。
鳥の声もキツツキのドラミングも聴こえたのに・・。

マイクのモサモサが欲しかった・・・。
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by kkai0318 | 2017-09-04 23:34 | | Trackback | Comments(6)