2017年 05月 11日
北アルプス GW 2017 5
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今日は下山の日。
涸沢の濃厚な日々も終わってしまう・・・。
いや、感傷は後でいいや。
今登る山を考えよう。
準備をして、再び登り始めます。
帰る前に、北穂高岳を目指します。
体がさすがに慣れてきていて、休憩なしで登り続けることができる。
足を止めること無く。
雪の急斜面が続くので、集中して標高を上げていきます。
アイゼン、ピッケルがよく効き、良い足取りです。
「ピュン!!カキンッ!」
と上から氷片のらしきものが飛んできて、ヘルメットをかすります。
かなりのスピードだったので、危なかった・・・。
(この時は気付きませんでしたが、ヘルメットが欠けていた。)
上からの落石、洛氷、雪崩に再び警戒しながらスピードをあげます。
松濤岩が見えてきて、稜線に上がる。
涸沢から1時間50分後・・・。
北穂高岳に到着です。
再びの山頂はやっぱり静か。
高層に薄雲が出てきていますが、遠くまで見渡せます。
3000mの雰囲気は何とも言えない・・。
槍ヶ岳に。
滝谷。
岩が格好良くて鼻血が出そうです・・・。
槍ヶ岳の左奥には薬師岳。
ここからでも良く分かる山の大きさ。
やっぱり巨大な山です。
北穂高岳からの展望は大好きで、この構図の大きなパネルが部屋にあります。
いつ見ても飽きること無く。
何度北穂高岳に登ったことか・・・。
大天井岳、燕岳方面も綺麗に見えます。
槍ヶ岳の右奥は白馬~鹿島槍ヶ岳、五龍岳。
目の前のチラ見しているのは北穂高小屋。
ほんと凄い所に建っています。
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道具が最も喜んでいるの図。
やはり、山で見ると愛おしさアップ。
シンプル且つ美しい。
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北穂高小屋の前にて。
あまりにもいい景色なのに・・・。
あまりにも見苦しい顔をしているので、割愛。
天国のような山頂を後にします。
ここへはあと何回来るだろう。
体が動く限り、何度でも来たいな。
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さて、一気に下ります。
寂しさを混ぜながら、慎重に。
少しづつ雪が緩んできている。
見ての通り、続々と登ってきているので、ステップを崩さないように・・。
滑り下りると、30分掛からないで降りられます。
戻ってきてしまった。
ササッとテントを畳み、下山の準備です。
今こそ寂しさを感じる時。
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涸沢まで続々と登ってきます。
ほんと、すごい人数です。
・・・GWだった。
「こんにちは~!」
「こんちゃ!」
「こちゃ」
「ちゃ」
「ッス」
と何百人と挨拶をしていく内に変化していく声掛けの図。
本当に凄い人数。
まだ横尾手前の本谷橋辺り。
続きます。
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