2016年 09月 12日
Cubbing North 19
看板に呼び寄せられて、脇道に入ります。
ここは宮城県と山形県の境。
その看板には「材木岩」とあります。
ひょっとして、珪化木が見られるのかも、と思い寄り道しました。
珪化木とは木の化石で、材木岩という名前だから、それかと思い・・・。
行ってみると・・・。
おおぅっ!
超巨大な露頭がありました。
珪化木ではありませんでしたが、びっくり・・。
玄武岩?白っぽいので石英か安山岩っぽいですが、柱状節理が見事。
崩れた所も含め、予想外の景色に圧倒されます。
節理の陰影が立体を引き立てています。
見事な多角形は自然の作ったものとは思えない。
陳腐な言葉ですが、まさに自然の芸術。
ですが・・・ここは不思議。
その名称の由来や、岩盤の成り立ち、特性なんかの説明がゼロ。
うそ・・こんな大場所で?と思いましたが、やっぱりどこにも無い。
なぜ材木岩と呼ばれるようになったのか一切不明。
知りたくてウズウズしている人(自分)もいるのに、置き去り感があります。
うーん。
すごい美人なのに、誰からも見向きもされていないというか・・・。
ここは大したことないのか・・?
この露頭がゴリ押しされている感は薄かった。
いや・・やっぱりすごい場所だ。絶対美人(笑
そもそも岩に興味が無ければスルーか。
自分はごく一般の感性を持ってると思ったのですが、どうなのか。
そういえば、柱状節理とか普通萌えないかも・・。
さて・・・。
その隣にある古い建物にお邪魔します。
ここに移築されているようですが、なぜここになのか不明。
七ヶ宿(しちかしゅく)にあった建物らしい。
木挽きが。
囲炉裏があったり、素晴らしい建物。
やはりこういった中にいると落ち着きます。
ちょっと落ち着いた所で、先へ進みます。
七ヶ宿へ向けて。
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集落のちょっと手前、骨董屋さんを発見。
またまた覗いてみます。
地域民具のデパートです。
見るとあれこれ目が遊べますが、はたと気が付きちょっと寂しい感じにも。
ここにこれだけあるということはもう必要が無くなった為。
家具もドアも取り壊されたからでしょう・・・。
最近、舞台裏を考えるようになってしまった。
「あ、あの道具は爺さんが使ってたのと同じだ」って懐かしさもありつつ、寂しい言葉です。
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順調に走り、こんな道をゆく。
七ヶ宿の集落はいつの間にか通りすぎていました。
街道みたいな通りはありましたが・・・。どこだったのだろう。
蕎麦畑が増え、道すがら蕎麦屋の数が多い。
ここは名産地・・!
味は間違いないでしょう。
お店に入ります。
1店目。
「準備中」
2店目
「準備中」
3店目
「後2時間後なの~ごめんね」
・・・・。
早起きはお店に限って損が多い。
いや待てよ・・・。
今開花しているって事は新蕎麦の収穫はこれから・・。
すなわち今出ている物は去年の一番古い物・・・(性格悪い)
なんて穿った考えをして慰めたいのも人情。
食べ物に執着はないですが、こと蕎麦に関してはこの限りではない。
うう・・・。
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さあ、今日はどんどん進みます。
もう1度、山形県に入り高畠~米沢を走ります。
市街地なので写真は無し。
良い川の橋の上で昼寝をして・・・。
幾つものトンネルを抜けると・・・。
そこは福島だった・・・。
あっという間に福島入りです。
さてさて。
続きます。
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材木岩、素晴らしいですね。
近くに行ったらぜひ寄ってみたいです。
ググってみましたが、材木岩の名前の由来は出てきませんでした。単純に材木みたいに見えるから?(笑)
検索して探してみよう!と思った前に書いてます。知りたいです私も!
珪化木!にワァーっと反応していた私も
珪化木は私にとって特別の化石なので
どうしていったいこの様な形になったのか?と調べてみたいと思います。
kkaiさんの寂しいと感じたりする気持ちは
現代の日本にはとても大切な重要な事柄が実は沢山詰まってますよね。
世界からみた日本ってkkaiさんを通してみると、とても奥が深くて島国の中に沢山の文化や伝統などなどがギッシリ詰まっていると思い思いながらも、大切なことが置き去りにされてしまっている事に気がつかされました。
JAPANプロジェクト!とか題して
丁寧に改革したら世界に誇れる日本にも生まれかわれるはず・・とか
なんだか熱い気持ちになりつつも
とても寂しい気持ちにも包まれました。
またご先祖様がkkaiさんに自由にみてごろん。って旅の道を導いてるみたいにも感じたり
美人。という表現にkkaiさんの人柄がみえました。
柱状節理はまったく解らないのですが
自然の造形とか凄いのはぽかーんてして見いってしまいそう
素敵ですねぇ
そっか、山形と言えば蕎麦だし
蕎麦と言えば夏の終わりの蕎麦畑ですね!いいな。
新蕎麦が待ち遠しいとこでしょうか?
私はわりと蕎麦が好きなのですが
敷居が高くて高価そうなのに躊躇してしまいますが
こんなにフラれると、みてるこちらも
明日は蕎麦が食いたいな、という気持ちになります
骨董品屋さんと言うか古い道具の展示品みたいな
用がなくなってしまったもの……それでも
容赦なく捨てられずに残っててよかったなって気になります
私は使わないのに。
橋の上で昼寝(笑)
通行の邪魔にはならなかったのですか?
こんばんは~。
おっ!やはり居てくれましたか!(笑
ウレシイ・・。
柱状節理は良いですよね~。中世の建築に通じる荘厳さ・・。
朝日の当たり方によって表情を変えていきますね~。
冬はどんな感じなんだろうって、眺めてて思いました。
お近くに行ったら是非行ってみてくださいね。ちょっと写真と違いますよ~。
やはり材木っぽいからですかね。確かに材木屋さんの外側っぽいかも・・(笑
こんばんは~。
この日は(いつもですが(笑
なかなか多く走行しましたよ。
海側だとすぐに帰れそうなので、好きな道を通ることにしました。
国道4号は高速道路!なので・・。
こんばんは~。
検索しても出てこないかもです。
よほど地味な場所で、興味のある人が少ないのか・・。
虎岩って物もあって、川を挟んで地質が違うようですね。とても珍しい・・。
珪化木をご存知なんですか。渋いですね。
この柱状節理は溶岩が冷えて固まる時に岩質でこうなるみたいです。
アップで写っている画像で、湾曲をしている部分がありますよね。
これがその名残だと思います。
日本の物を大事にしつつ、海外の物を愛でるというのは
とても大事な事だと思いますよ。こんなに良い物がたくさんあって、環境も豊かな国って
海外を知れば知る程実感しています。過去は凄い国だと思っています。
趣味の道具を通しても思いますが・・。
japanプロジェクトって良いですね。ですがほぼ教育のレベルだと思っています。
寂しい想いもありますが、自分はなるべく諦めないように(?)しています。
多方面に興味があると大変ですけどね・・。
とにかく油断していると時代が大きく変わってしまい・・。
時間が無いので、今の内に、って思いが強いです。
人に会うのと似ていますね。
こんばんは~。
置き去り感、分かります(笑
この場所は大場所と言っても過言ではないですね。
期待をしていなかったので、びっくりしました。
スケールと、今でも崩れている様に見入ってしまいましたよ。
この柱状節理に所々ある緑がタマランチです・・。
蕎麦・・本当に残念です。
食べる姿も想像していると、余計に残念なのでした・・。
新蕎麦も素晴らしいでしょうね。地産地消のような規模でしたので、絶対に美味しいのは
間違いないでしょうね。
こちらのお店は確かに骨董店というより
変なものを沢山集めました、的な部分もありましたね。
仰る通り、捨てられなくて価値を見出している人がいるって救いですよね。
最近、求めるときには使わない物は、どんなに綺麗でも手を出しにくくなっています。
やはり道具と見ているからかもしれませんね~。
橋の上で、バイクに寄り掛かり昼寝をしました。
この橋はとても小さく、林道に入るような橋でしたので、誰も通りませんでした。
通行の邪魔・・では無かったですよ~。
リラックス出来る場所は厳選しています(笑