2014年 01月 29日
Creel(洋魚籠2)
久し振りの道具。
タイトルは「魚籠」とありますが、これは鞄のテイストが強い。
古いアメリカのモノクロカタログで見掛けてから探していた物です。
6年前、ついに英国で発見。(まあ、英国製ですので・・)
迷わずお持ち帰りです。
見ての通りボロボロです。
張替え用の生地、革は既に入手してありますが、この雰囲気は何とも捨てがたい。
ラミネートラバーも硬化していて、人によってはおよそ使えるものではないと思ってしまう。
自分は「これはこれでいいカモ」ですが・・。
やっぱり何度も破れが気になって、張替えを実施しようとするも直前で取り止め。
なぜならば・・・。
手に取ると分かりますが・・。
何度も補修した跡があります。それは結構な愛情を注がれて使われたことが伺えます。
この時期、様々な種類の鞄が出ていたはずなのですが、新しい物を選ばず敢えてここまで補修し
使い続けた前オーナーは、この鞄の魅力にどっぷりだったんでしょう。と思いたい。
誰かに
「いつもそれ使っているけど、新しいモデルが出てるからそろそろ替えたら?」
と言われ
「いやぁ、そうなんだよね。そろそろと思っているんだけど・・」
(ボロくなったけど、なんでかこれ以外興味ないんだよなぁ。直せるし)
・・・と、一見渋々使っている様子ですが、彼の腰にはいつも変わらず頑固これが巻いてある。
なんて感じに使っていたような気がします。
ミシンの入れ方も、必死に破れを押さえたような形跡が見て取れます。
こんな事を考えてしまうということは・・・しばらくはこのままでしょうね。
最初はカサカサで汚れが酷かったのです。
サイズは小さく見えますが、結構大型。
魚は入りませんが、今日日入れる人は居るのか。
上部の布とレザートリム、籠のぷくっとしたフォルム・・・この組み合わせが最高に可愛い。
森林散歩に持っていたら似合うだろうな・・。
現物を触るとそのイメージが匂い立つ。
そういった道具を身近に持ちたい。
実際に使っている時、美しい道具として機能を果たし
部屋にいる時も目で遊べる。
これとスノーシューは常に眼に入る所に置いてあります。
味があります!
私も気に入ったものはとことん使い込む方なので
使っていた方のお気持ちがよくよく分かります!
高くてもそれだけの価値がありますよね。
あはは
朝から笑わせてもらいました(笑
嬉しいです。
そうなんです。自分的にはピカピカに見えますよ。
この丸さが堪りませんです。
そうです!クリムトです。その断片でよく分かりましたね。
メーダ・プリマヴェージとかも好きなんですが、ガルダ湖畔やシェーンブルン公園の空間の広がりも素晴らしいなと思っています。
でもやっぱり好きなのはブナ林と白樺の林!林シリーズは楽しみにとってあるんですよ~。
こんばんは~。
とことん使い込んで尚、まだまだ使えそうな状態なんです。
これは嬉しいですよね。消耗する所さえ手入れしていけばずっといい状態を保ちそうです。
使い込むのって楽しいですね。
道具は蒸留して、それぞれを使い込む時期が来ています。
今からでも50年使える!?
いつもパンが乗っているボードいいですね~。
こんばんは~。
紙の状態(カタログ)でも魅力を放っているものでした。
英国で現物を発見した時の喜びったら・・・。
そうなんです。これから使うのが至上の楽しみです。
記事見ました~。凄い太さと長さにびっくりしました。
あんなのが出てきたら嬉しいですね。
多いと調理の幅も広がりますね~。