2012年 11月 18日
precision
ここの所、竹竿が続いています。
年に何度か継いで油を塗布します。
順番があるので、少しずつ。
今日「も」お気に入りの竿を。
10本継、ヤマベ竿。仕舞いは2本。
この特徴的な塗りは「笛巻き」と呼ばれる竿です。
文字の通り、笛や武具にもこの塗りが使われています。伝統的な手法。
しましま。
継ぐ所に赤い朱漆が入ります。なかなか凝っています。
塗りも細かく、濃い緑のトリムに朱が入っていて、良いアクセント。
特筆すべきは仕舞い。
薄くきっちり綺麗に収まる姿は惚れ惚れとします。
口割れも一切なく、笛巻きという厚めの塗りでも素直に入れ子になる。
良い仕事の証左。
仕舞いの2本は色が濃くなっています。収まるパートはちょっと色白です。
前の持ち主は殆ど竿を継がなかった。
しかし良き素材は時間が経っても素晴らしい。
うーん、釣りに行きたい。
私のイメージでは和竿は湖とか沼とか渓流とか、淡水の魚だなぁ・・・根拠がある訳ではないのですが、イメージで。
ヤマメはよくわからないけれど・・・イワナは釣るの難しいそうですね。すごく敏感で、仲間が釣られると気付いて逃げるって本当ですか? 川上の方を向いて泳ぐから、他の魚に気付かれないように川下から釣るって、黒部の薬師沢の山小屋のご主人に伺いましたが・・・・
恐るべし 良い仕事をしている品々って本当に年代を越えても
良い品は良いってことと完璧。
その品を大切にしていることに 感動を覚えます
全てが収まる・・・拝見しているだけで気分が良いですし
素晴らしさが伝わってきます。
触っている方がなおいいだろうな
素敵すぎる 竿 これを磨き上げてしまったら釣りに行きたく
なるでしょうね。
素晴らしい!!です!!
釣ったらご馳走しますよ~(笑
和竿はそうですね、「山釣り」というイメージがありますよね。同じくです。
最初に海の和竿は違和感ありました。
でも知るにつれて伝統的なものが海釣りでもあるんですね。考えてみたら周りは海ばかりなので発達しない訳がないですね。
岩魚は姿を見せると釣れないですね。
しっかり隠れて釣ると、同じ場所から何尾も釣れます。釣りあげる時に姿を見せてしまうと、その場所では厳しいです。
川下からって、あってます。
薬師沢とは!良い場所に行ってるんですね~。薬師沢小屋でしょうかね。
こんばんは~。そうなんですよ。どんなに古くなっても時代を超えて感じるものです。なんとなく品の良さと苦労の残り香があるような。
収まりがいいって、箱物などでも日本は得意な気がします。
細かい場所にピッタリ収納出来るとか。
しかも競ってよりマニアックなモノを作りますよね。
気質でしょうね。
その通り!磨くと行きたくなります~。
今の竿とは比べ物にならない位重いですが、やはり振るとその重さでさえ小気味いいです。でも続けて振ると疲れるので、休みながら。
でもその休憩時間も含めてスローに釣りが出来ますね。
使うもので左右されます。
お父様が使っていた竿はどこに行っちゃったんですかね。
あ!分かります?綺麗ですよね。使う時ちょっと緊張します。
雪が残る解禁のヤマメ釣り。イメージ湧いてきた(笑
やはり釣りの原風景が川なので、恋しくなりますね。
性だと思います(笑
そう!収納する時ギリギリ擦るか擦らないか位。
竿袋から出す時から妄想します。
竿を継ぐと強烈です。
確かに寒くなる前に行きたいですね。
脂鰭族は禁漁なので、ハヤかヤマベですね。
富山からバスで有峰湖まで行って、そこから薬師沢経由で雲ノ平まで登り、黒部の源流を辿ってきました。 当時小学校4年生だった息子を連れての登山だったので、薬師沢小屋で一泊したのですが、登山客とは別に渓流釣りが目的の泊まり客がたくさんいらっしゃいましたよ。
懐かしい思い出です。
4年生の子にはとてもいい思い出でしょうね。
自分は丹沢に登ったのがその年でした。でも、今でも良く覚えています。いま考えると、人生が変わった山行だった気がします。
いい思い出になっているといいですね。
こんばんは~。ご訪問ありがとうございます。
頂いたんですね。とてもいい竿ですよね。
主に河川で使う竿です。何でも大丈夫ですよ。鮒釣りでも使えると思います。
この笛巻きの物は調子が幾つかあるようです。
他に見たのはもっと細いものでした。
大事に、しっかり使ってあげてくださいね~。