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Sauntering  古錆日記・気に入った物、コトをつらつらと。

edge tool


全てがオレンジ色に染まる時間に食事を済ませ、焚火を始めます。
これから来る夜を考えながら、明日の天気を案じます。



焚火の音だけの、とても静かで穏やかな時間。


そんな時、木を無意識に削ってるのが好きです。
彫刻家の様な慎重さと、子供のような軌道の無い意思で削っていきます。
稀に、鳥の様な形になったり、魚になったり。
まるでメディテーションのような行動ですが、不思議とそれ以上リラックスする方法を知りません。



ナイフを使う。実用的にキャンプで大事な物です。
しかしこういった事に使うのが一番、らしい。


さて。

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アメリカ、オレゴンのハンティングナイフと、フィンランドのフィレナイフ。


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これはお気に入りのKERSHAW。
日本のKai製。実は子会社なのです。
オピネルのNo.8よりも小さいのですが、剛性が比べ物にならない。
握りの良さと、重さ、雰囲気がいかにも。



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変わってこちらはフィンランドらしい、伝統的な形を踏襲しています。
非常にフレキシブルな刃で、くねくね曲がり良く切れます。
ステンレス製。

非常に軽くてオピネルよりも気軽かも。
ハンドルのニスが気に入らないので、近日剥がしてオイルフィニッシュ予定。
この形が気に入った!という方は、もうちょっと良質な物をお勧めします。
これは汎用品レベル。ガシガシ使うのにいい。





今ではオピネルの気軽さに押され、出番少ないナイフ。
本格的(?)に木を削るとき、持って行きます。
オピネルではカバーできない場面も多々あり。


非力な”ホモ・ルーデンス”に大事な道具。
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by kkai0318 | 2012-01-23 23:21 | キャンプ・キャンプ用品 | Trackback | Comments(0)