2011年 12月 21日
あ、
ん?
誰だ?こんな所にウェルカムの剥製看板なぞ置いて。
しかしよく出来てるなぁ。毛の生え方といい…。
んん?よくある”歓迎!”とかの案内板が付いていない。
「!」
野生(モチロン生きてる)かもしかくんでした。なぜこんな所に。。ここでは初めて見ました。
しかし…。
もこもこマフラーが可愛い。じっくり観察できたので細部を見ました。
意外と耳が黒い。あぁ…可愛い。
彼らは一定距離を開けてじーっと人の動きを見ます。
その間、ピクリとも動きません。
好奇心が非常に旺盛で、この時も延べ10分間見つめあっていました。
かもしかは語尾にシカと付きますが、ウシ科です。目がヤギ。
特別天然記念物。
古には「かもしかの踊り猟」というものがあったのです。
一人が目の前で変な踊りを踊り「なんだこいつ…。怖いけど面白いカモ。」となってる間に、
もう一人が後ろからそろそろ近づき、ヤッと捕えるという猟。
現代日本では肯定できないでしょうね。
もはや語り草として伝わるでしょう。
古い民族誌を紐解くと、時々散見できます。
鹿も似た習性なので彼らが生存する所、世界中に似た猟法があります。
この「怖いけど、興味があるんだな」習性のおかげで数が減った気もします。
早く逃げればいいのにといつも思います。
まあ、カメラの被写体としては最高ですが…。
ここで何してたんだろう。
かもしかくんが居た辺りに目を向けると…。
おっさんのスタンダード、「これか?」的な仕上がりに。的なね。
ご飯中だったのね。