2011年 05月 03日
夜の書き物
今、全国的にイカ釣りがブーム、湖でブラックバスを釣っていたような方が釣り場で多く見られます。
面白いのかなと思いつつ、なかなかやる気が出ません。
イカを食べることがあんまり好きではないのが理由かと。
大好物を釣るという人にはうってつけでしょう。
素潜りで見るイカはそれはそれは綺麗なもんです。海面近くをふわふわ泳いでたり、何か考えてる動きをしていたり。目が合ってギクリとした感情を見せたこともあったりして。
ん、脱線しました。
脱線ついでに
釣りをするにも毎回葛藤が付きまといます。なので食べるときは非常に感謝して食べる習慣があります。
釣り人で魚を汚く食べる人は少ないでしょう。
意地汚い釣りをする人もいれば、目的外の魚をちゃんとリリースしたりする綺麗な釣り人もいます。
まあ魚からしたらどんな釣りもハリで釣るからには一緒でしょうが…。
獲物を捕まえる行為には責任があると個人的に考えます。
なので断じてゲームではない事だけは確かです。
釣りを通して分かったことも数多くあり、釣りをしない人よりは魚と、魚を取り巻く環境をを好きだと信じます。
日々食卓にて見えない所で殺してくれている人がいるということと、その生き物に感謝して食べるのが大事かと。
刀を鳥に加えて、鳥の血に悲しめども、魚に加えて魚の血に悲しまず、声あるものは幸福也
齋藤緑雨
明治の釣り聖こと幸田露伴と世代を共にした人です。この時代の世界観は飛びぬけています。
興味あればきっかけに。
次はしまなみ海道!